習近平国家主席の夫人である彭麗媛氏は5日、BRICS第9回首脳会合及び新興市場国と発展途上国対話会議の外国側団長夫人らと共に、アモイ大学で行われた第2回ユネスコ女子と女性の教育賞の授賞式に出席しました。参加者には南アフリカ、ギニア、メキシコなどの大統領夫人とタイの首相夫人らが含まれています。

　国連教育科学文化機関（ユネスコ）のボコヴァ事務局長は挨拶の中で、「女性と児童教育の国際協力に重要な貢献をしてきた中国で、こうして授賞式を行うことができて光栄に思う。中国国家主席夫人であり、ユネスコ女子と女性教育特使である彭麗媛氏が自ら行動し、積極的に活動を展開してきたことに対し、感謝の意を表する」とあいさつしました。

　授賞式では、彭氏は短編映像を鑑賞、中国の教育省、国連関係者による紹介を聴取したのち、ボコヴァ事務局長と共にステージに上がり、タイ、ペルー、南アフリカからの受賞者3人に賞を授与しました。

　彭氏は「教育への重視は中華民族の優秀な伝統である。援助が必要な女性と児童に援助の手を差し伸べ、彼らに運命を変えるチャンスと能力を身に着けてもらい、より良い暮らしを送ってもらえるようにしていきたい。ユネスコが今回中国でこのような授賞式を開催したことは、中国への重視と信頼をあらわすものだ。BRICS諸国や発展途上国、そして世界各国が手を携えて、世界の女性と児童の教育事業のより大きな発展を推進していけるよう期待する」と述べました。（Yan、む）