20170905news5
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アモイで行われているBRICSビジネスフォーラムでの、「第2の『黄金の10年』を切り開こう」をテーマとした習近平国家主席による基調演説に対して、海外のメディアから注目が集まっています。
ロイター通信は「今日のグローバル経済の中、中国が自らを世界のリーダーと位置づけることは、世界の発展にとって重要な意義がある」と伝えています。
アメリカのAP通信は、「BRICSの役割を発揮し、グローバルガバナンスを整備」という発言に注目し、「開放こそが成長につながり、包容の姿勢があればそれを維持できる」との見解を示しています。
フランスのAFP通信は、「新開発銀行の設立はBRICSの大きな成果である。『発展途上国の世界銀行』としての役割が期待され、BRICSの発展への道筋が示されている」と評価しています。
シアのタス通信はBRICS各国の今後の発展に注目しており、「経済革新と成長の道を探り、スピードのみを追い求めず、持続可能な成長を実現しなければならない」と強調しています。
ブラジル政府の報道機関「BrazilGovNews」は、「BRICS各国の様々な分野での協力の将来性」に注目しており、「中国のトップが、革新や改革の本格化による困難を乗り越える大切さを強調しており、改革を通じて不合理な体制を改善し、市場を活性化するよう呼びかけている」と報じています。
習主席の演説における「平等に付き合い、大同を求め小異を残す」という発言には、インド・ニューデリーテレビなどが注目しています。ニューデリーテレビは「習近平主席の提案する体制のもと、BRICS各国はそれぞれの発展モデルを尊重し、互いに関心を払うべきだ。各国が発展する上できわめて重要なことである」としています。
シンガポールの『聨合早報』は、「経済のグローバル化をけん引して、それを推進していく将来図」という部分を中心に報道しています。(ミン・イヒョウ 森)
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