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習主席、アモイ会合について記者会見

2017-09-05 15:09:10     cri    

 習近平国家主席は5日午後、国内外の記者を対象とした記者会見を開き、BRICS第9回首脳会合及び新興市場国と発展途上国対話会議の状況について説明を行いました。

 習主席は「今から10年前、BRICS協力は世界情勢が大きく変動する中に興り、国際社会から大変注目を集めた。その後、金融危機や大きな情勢変化などの試練を経て、BRICS国家は新興市場国と発展途上国との団結協力、互恵共栄への新たな道すじを見出すことができた。各国の指導者は今会合を新たな出発点に据え、揺るがぬ信念で、引き続き努力を重ね、より緊密かつ幅広い全面的なパートナー関係を共に構築し、BRICS協力の第2の「黄金の10年」を切り開くことを決意した」と述べました。

 習主席は「会期中に中国政府は新興市場国と発展途上国の対話会議を開き、南南協力ならびに世界の発展と協力拡大に向けた強いシグナルを発した。対話会議に出席した首脳らは、新興市場国と発展途上国の発展トレンドは良好であり、持続可能な開発のための2030アジェンダの実施とグローバル経済ガバナンスの完備に向け、より大きな役割を果たすこと、南南協力を深化させること、『BRICS+』モデルを確立すること、幅広いパートナー関係を築き、開放的で多元的なパートナーネットワークを構築し、共に手を携えてイノベーション、バランス、グリーン、オープン、シェア、そして持続可能な発展の道を歩み、世界経済の成長促進や各国の共同発展により多くの前向きなエネルギーを注ぐべきであることなどで意見の一致を見た」と述べました。

 習主席はまた、「BRICS5ヵ国首脳は、BRICSが二回目の10年に歩みを進める今、BRICSメカニズムの構築が時代に見合った形で進められ、各分野での協力を一層強化し確実なものとするための手堅い保障とならねばらぬと感じている。来年、南アフリカがBRICSの輪番議長国を務め、ヨハネスブルグで第10回会合を開くことになったが、私たちはその会合が必ずや豊かな成果を収められると確信している」と述べ、南アフリカを全力で支援し、BRICS協力の更なる発展を推進していくとする中国政府の姿勢を示しました。

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