楊潔チ委員は、「ここ数年、中国とインドネシアの関係は急速な発展を遂げ、両国は密接なハイレベル交流を保ち、『21世紀海上シルクロード』提唱と『グローバル海洋ピボット』構想を積極的にマッチングさせ、各分野で豊富な協力成果を出している。中国とインドネシアはアジアの大きな発展途上国として、国家安全の維持・保護と経済発展の促進を遂げる重要な任務を抱えており、二国間および地域、グローバル面で幅広い共通認識を持っている。中国はインドネシアと戦略連係の発展を強化し、実務協力を深め、両国関係の更なる全面的な発展を図りたい」と述べました。

　これに対し、ウィラント部長は、「インドネシアは、中国をアジア太平洋地域における戦略パートナーと見ている。中国と共同努力を続け、各分野における協力を深め、両国関係のより深い発展を推し進めたい」と語りました。

　今回の会議で双方が得た共通認識は、ハイレベル交流の継続、国家安全防衛事務・法律執行・反テロ・麻薬取締り・サイバーセキュリティ・海上・航空宇宙などの分野での協力深化、南海・地域の平和安定に向けた共同維持、中国・ASEAN関係及び東アジアとの協力の更なる発展促進、国際及び地域の多角的システムの枠組み内における交流と協調の強化です。（怡康、星）