インドのムカジー大統領がこのほど「インドは中国と、公正で合理的な、双方が共に受け入れられる方法を探して両国の国境問題を処理したい」と述べたことに対して、外務省の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で、「中国は引き続きインドと共に努力して、国境問題の解決に関する枠組み交渉を加速したい」と述べました。

　華報道官は、「中印両国はいずれも、領土争議の交渉による解決に尽力し、公平で合理的、かつ双方が共に受け入れられる国境問題の解決案を共に求めている。これまでの30年余り、双方は国境問題に関する交渉を積極的に推進してきた。争いを適切に処理し、国境地区の平和と安定を維持して、両国関係の健全で安定した発展のために有利な条件を作り出した。現在、双方はすでに、国境問題の特別代表会合を含む一連の活動メカニズムを築き上げており、国境問題を解決する政治的指導原則とロードマップを達成した。中国は引き続きインドと共に努力して、国境問題の解決に関する枠組み交渉を加速させ、一日も早くこの歴史的な遺留問題を解決することで、両国関係の更なる発展を推進していきたい」と述べました。（玉華、謙）