ネパール駐在中国大使館は13日に公式サイトで勧告を掲載し、雨季を迎えるに当たり、ネパール滞在中の中国人観光客に身の安全を注意するよう呼びかけました。

　勧告によりますと、いま、ネパールは雨季を迎え、洪水や土砂崩れなどの自然災害が頻発しています。報道では、13日にチトワン郡では700人以上の観光客は孤立し身動きが取れなくなってしまったということです。ネパール駐在中国大使館はネパール政府の関連部門に、孤立して身動きができなくなった中国人観光客を救出するよう緊急連絡し、さらに、大使館員を被災地に派遣して救出作業に協力しました。

　ネパール駐在中国大使館はまた、ネパール滞在中の中国人観光客にリスク意識を高め、出かける前に天気予報などの最新状況を十分に把握して、ネパール北部の山間地帯や中部と南部の低地への観光を控えるよう注意を呼びかけています。 （Lin、Kokusei）