外務省の華春瑩報道官は4日、ネパール政府は関係各方面と共に、できるだけ速やかに情勢を安定させ、今後の復旧と長期的な発展に尽力するよう期待を寄せました。
今月2日、ネパールとインドの国境線付近に集まったデモ参加者を追い払うためにネパール政府は警察を出動させました。これにより、デモ参加者12人が負傷し、インド国籍の人1人が死亡しました。
このことについて、同日の定例記者会見でコメントを求められた華報道官は、ネパール情勢を「非常に注目している」とした上で、「ネパール政府が関係各方面と共に、国家の団結、社会の安定、及び国民の根本的な利益を守ることを立脚点に、対話と協議を通じて自主的に対立を解消するよう望んでいる」との期待を示しました。(洋、keiko)
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