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　全国金融活動会議がこのほど、北京で閉幕しました。五年に一度開かれるこの会議では、毎回、現下及び向こう一定期間の中国の金融活動について全面的な実行方針が示されてきました。今回開かれた会議では、実態経済への貢献、金融リスクの予防、金融改革の深化等、三つの任務を明確化すると共に、国務院金融安定発展委員会の創設を決定、また、中央銀行のマクロプルーデンス管理とシステミックリスクの予防に関する職責の強化を行いました。

　この会議に参加した中国国際経済交流センターのバイス・チーフ・エコノミストである徐洪才氏は「実態経済への貢献、金融リスクの予防、金融改革の深化という三つの任務の中では、実態経済への貢献が根本となる。会議で強調されているように、金融は実態経済への貢献をその出発点並びに足がかりとすべきであり、サービスの効率とレベルを全面的に向上させ、より多くの金融資源を経済社会の発展の重点分野とウィークポイントに配置することで、多様化する国民と実体経済の金融ニーズにより良い形で応えていかなければならない」と語りました。

　他にも、今会議では、金融の対外開放レベルの拡大、人民元の為替レート形成システムの改革深化、人民元の国際化や一帯一路建設における金融イノベーションの推進及び関連制度の整備などが強調されました。（非、む）