薛剣・駐日本中国公使は5日、横浜で日本国民を対象に「中日関係の明るい未来を築こう」と題する演説を行いました。薛公使は中日関係の歴史や現状、未来について語り、日本国民の関心事に答えました。
この演説は5日午後に行われたもので、300人あまりの日本国民が訪れました。薛公使は、「中日国交正常化45年来、中国経済の実力が絶えず発展していくに連れて、両国関係は重大なモデルチェンジに直面している」とし、「中日関係は国交正常化当初からそれ以降の長い間、大きな構造変化に直面している。『日本から中国へ』という伝統的な流れから、今では『中国から日本へ』という新しい流れが生まれている。双方向という二国間関係がこれからだんだんと顕在化してくるのではないかと思う。物、金、情報などを含む色々な新しいものが中国から日本へ流れてくるということは、これからの中日関係にとって大きな促進要素になれると思う」と語りました。
また、一部の日本国民が日増しに成長している中国の軍事力が日本領土の安全における脅威になるのではないかと懸念していることについて、薛公使は、「中国の軍事国防建設は日本の利益を損なったり、中国と日本が武力衝突をしたりすることは絶対にありえない。恐らく皆さんがまだ分からないことがある。中国は国連安保理常任理事国の中で、平和維持部隊を最も多く派遣した国である。似たようなことはまだ多くあるため、ぜひ正確に見て頂きたい」と答えました。(怡康、星)
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