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インド国防相の「中国はブータンの領土に入るべきではない」という発言を受けて、中国外務省の耿爽報道官は6日の定例記者会見で、「洞朗地域はこれまでずっと中国に属している。インドは『ブータンの保護』を、中国の領土を侵犯する口実にしている」と述べました。
また、「インドは、中国とブータンの境界線画定の交渉プロセスを阻止するため、洞朗地域に争いを生むことを企んでいる。中国は事態の深刻化を避けるため、インドの部隊に対して直ちに国境線のインド側に撤退するよう再度促す」と強調しました。
さらに、インド国防相が外交手段でこの問題を解決すると表明したことについて、耿報道官は、「両国が認めた錫金境界線をインドの部隊が越境したことは、これまでの境界線未画定の地域における出来事とは根本的に異なる。中国は外交手段によって問題を平和的に解決するつもりだが、その前提条件はインド部隊の撤退だ」と指摘しました。(任春生、謙)
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