インドの部隊が国境を越えて中国領土に侵入したことについて、外務省の耿爽報道官は3日、「今回のインド軍の越境行為は、これまで国境地帯の所属未定地で起きた両国部隊の摩擦や対立とは本質が違う非常に深刻なものだ。今回、インドの部隊は既に画定された境界を越えた」と非難しました。
また、シッキム地域の中印境界は画定されていないとのインド側の発言に対し、耿報道官は「インドの歴代政府は何度も書面で、1890年の『中英会議チベット・インド条約』が定めたシッキム地域の中印境界の画定を認めている。しかし、インド側の最近の発言は、インド政府のこれまでの立場に反している」と指摘しました。(鵬、星)
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