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オバマ前大統領、パリ協定離脱の米国政府を批判

2017-07-02 14:33:36     cri    

 アメリカのオバマ前大統領は1日に開かれたインドネシア僑民大会の開幕式で演説を行った際に、パリ協定から離脱したアメリカ政府の決定を批判し、気候変動に関するグローバル政策を制定する上でアメリカがリーダーシップを発揮することができなくなるとの考えを示しました。

 その中で、オバマ前大統領は「我々はパリで、気候変動に関する史上最も大きな志を持つ協定を締結するために歩み寄った。今、アメリカが暫定的に指導力を発揮しなくても、この協定は依然として後世に地球温暖化に対抗する機会を与えるだろう」と語りました。さらに「現在直面しているあらゆる挑戦は、経済不平等、気候変動、それにテロリズムないし難民問題であっても、全ては真の挑戦である。これは全社会が共同で立ち向かうべきものである」と指摘しました。

 なお、トランプ大統領はパリ協定がアメリカに過酷な財政と経済負担をもたらすことを理由に、6月1日から離脱することを宣言しています。(非、星)

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