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中国国家統計局は14日、「5月の中国の社会消費財小売総額は2兆9459億元に達し、前年同期より10.7%増え、成長率は前の月とほぼ同じになった」と明らかにしました。
昨年から、中国の月間消費データの成長は10%前後を推移しています。今年の初めごろ、この数字は9.5%に下がった後、迅速に回復しました。5月の数字は3か月連続して10.7%以上になっています。
5月の消費財小売額について、都市部では2兆5360億元、農村部では4099億元、前年同期より10.4%と12.7%それぞれ増えています。1月から5月にかけては、消費財小売額の成長率は前年同期と比べて、都市部では10.0%、農村部では12.2%だということです。
また、全国の電子商取引における同期の小売額は2兆4663億元に達し、昨年より32.5%増えました。
国家統計局の劉愛華報道官は当日、「いま、国民一人当たりの平均収入は8000ドル以上に上り、中所得国の平均レベルに近づいている。消費規模の拡大と消費構造のグレードアップが互いに促進し合うことが、この段階の特徴だと言える。所得の増加が続いているため、消費の増加もまだ続くだろう」との分析を述べました。(殷、謙)
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