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世界保健機関(WHO)は17日、ジュネーブで「世界保健報告2017」を発表しました。その中で、「現在、世界の死亡原因のうち約半数が登録されており、その比率は10年前に比べ大幅に増加した」と明らかにし、「各国は国民の健康問題に効果的に対応し、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を実現させるため、衛生情報システムの改善を進め、データの統計を十分に行うべきだ」と呼びかけました。
WHOによりますと、2015年に死亡した人の数は世界全体で5600万人おり、死因が登録されたのはそのうち2700万人だということです。WHOで死亡率と健康に関する分析を担当する責任者は、「保健状況を改善するには、死亡する原因を知らなくてはならない。登録されたデータを分析することで、今後の目標が定まる」と指摘しました。(殷、謙)
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