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WHO、環境要素の子供の健康に対する影響に注目

2017-03-06 13:53:17     cri    

 世界保健機関(WHO)は6日、ジュネーブで、環境と子どもの健康に関するレポートを二本公表しました。レポートによりますと、毎年、世界で170万人の5歳未満の子どもの死亡は環境要素によるものだとして、子どものために持続可能な世界を作るよう呼びかけました。

 WHOのマリア・ネイラ公衆衛生・環境局長は「人々は人類の健康に影響を与える環境要素に注目するのと同時に、子どもの健康に対する影響にも目を向けるべきだ」と述べました。

 WHOのマーガレット・チャン事務局長は「汚染された環境は命にも係わるものだ。特に成長段階にある小さな子どもは、ちょうど発育期にあり、汚染された空気や水に侵害されやすい」としました。

 レポートでは、公共交通手段を増やすことを始め、都市計画の際により多くの緑地を設けること、安全な歩行者道と自転車道を設けること、農業分野では有害農薬の使用を減らすこと、工業分野では化学物質の使用を削減すること、有害ごみを適切に処理することなど、政府部門が環境状況の改善に協力していくことを提案しています。(ヒガシ)

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