世界保健機関(WHO)は13日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国でエボラ出血熱の集団感染が確認されたと明らかにしました。13日までに感染の疑いがある11人のうち、3人が死亡し、1人がエボラ出血熱の感染が確認されたということです。
感染の疑いがある患者は45歳の男で、4月22日にエボラ出血熱の感染症状が出て、タクシーで病院に運ばれたが死亡しました。その後、この男を運んだタクシーの男性運転手及び介護に当たる病院のスタッフもエボラ出血熱に感染し死亡しました。
WHOによりますと、新エボラウィルスの感染経路はまだ不明であり、各関連部門は大掛かりな調査とリスク評価を行い、後にその結果を発表するということです。
2014年西アフリカでエボラ出血熱感染者が大量に発生し、約1万1000人が死亡し、その中、コンゴ民主共和国では合計66人が症状を示し、そのうちの49人が死亡しました。(莎、KOKUSEI)
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