中国国務院の李克強首相は16日午前、北京の人民大会堂で、「一帯一路」国際協力サミットに出席するため訪中したカンボジアのフン・セン首相と会談しました。
李首相は、「カンボジアとハイレベル対話および戦略的交流を保ち、実務協力を深化し、人文交流を密にし、国際と地域の事務において協調を強化し、より良く両国とこの地域にいる各国の国民に恩恵をもたらしたい」と語りました。
また、「来年は中国・ASEAN戦略的パートナーシップ結成15周年で、カンボジアは瀾滄江・メコン川協力第2回指導者会議を主催することになっている。中国はカンボジアの積極的役割発揮を支持し、カンボジアおよび関連各側と共に努力し、協力に焦点を当て、発展を共に図り、この地域の平和と安定を築き上げ、繁栄を分かち合う運命共同体になりたい」と強調しました。
フン・セン首相は、「両国の古い友情を大切にし、中国と共に達した共通認識の実現に力を入れ、ハイレベル交流を保ち、貿易投資、インフラ施設、農業水利、科学技術、旅行や法執行と安全保障など幅広い分野での協力を強め、地域及び国際事務における協力と協調を密にし、両国友好関係の更なる発展を推し進めていきたい」と述べました。(怡康、Kokusei)
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