習近平国家主席は16日、北京の人民大会堂で、「一帯一路」国際協力サミットに出席するため訪中したミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問と会談しました。
習主席は、「中国とミャンマーは古き友人で、幅広い共同戦略利益がある。双方がハイレベル対話を保ち、戦略交流を強化し、実務協力を深化し、重点協力プロジェクトの順調な実施を推し進め、経済回廊、インフラ施設、経済協力区域建設などでの協力を促進するべきだ。また、民間交流を拡大し、両国国民の民生、人文交流などの分野における協力についての共通認識を確実なものにし、旅行、文化、メディア交流協力を引き続き深化させることを望む。中国は、ミャンマーの国内平和プロセスに必要な支援を引き続き提供し、手を携えて中国・ミャンマー国境地帯の安全と安定を維持、保護すべきだ。『一帯一路』構想下における協力を強化し、共同発展を実現し、両国国民により確実な利益をもたらしたい」と語りました。
これに対し、アウンサンスーチー氏は、「『一帯一路』構想は同地域と世界に平和、和解と繁栄をもたらすだろう。ミャンマーは両国関係の深化に努め、中国が提供した支持と援助に感謝し、両国の交流を密にし、経済貿易、農業やインフラ施設などの分野での協力を強化し、国境地域の平和と安定を共に守っていきたい」と述べました。(怡康、Kokusei)
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