習近平国家主席は16日、北京の釣魚台国賓館で、「一帯一路」国際協力サミットに出席するため訪中したイタリアのジェンティローニ首相と会談しました。
習主席は、「中国とイタリアは古代文明国であり、古代のシルクロードが両国を緊密につなげた。近年、両国のハイレベル往来と各級間の交流が頻繁で、各分野における協力が盛んに展開されている。中国はイタリアと共に努力し、両国の全面的な戦略パートナー関係を新たな段階に推し進めていきたい」と述べました。
また、習主席は「2017年から2020年までの中国とイタリアの協力行動計画を着実に実施し、双方向の投資を拡大させ、産業パークの建設を推進させ、電子商取引とイノベーションなどの分野における協力を強めたい。中国はイタリアが『一帯一路』建設に参加することを大いに歓迎し、両国の企業が港、造船、海上運輸における協力を支援する。全方位であり、深いレベルで、かつ幅広い人文交流の局面を築き上げたい」と示しました。
ジェンティローニ首相は、「『一帯一路』国際協力サミットが成功裏に行われたことに祝意を示したい。今回の会議は開放的な国際経済貿易に対し非常に積極的なシグナルを発信した。イタリアは『一帯一路』建設におけるインフラ施設などの面での協力に参加したい。ここ数年、両国の関係発展は良好だ。イタリアは1つの中国政策を堅持し、中国との関係を高く重視している。中国とのハイレベル往来を保ち、経済、技術、農業、衛生、教育、文化、観光、中小企業などの分野における協力を強め、EUと中国との関係発展の推進に尽力したい」と話しました。(RYU、Kokusei)
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