習近平国家主席は15日、北京の人民大会堂で「一帯一路」国際協力サミットに出席するため、中国を訪れていたケニアのケニヤッタ大統領と会談しました。

　習主席は「『一帯一路』国際協力サミットは多くの成果を収め、円満に閉幕した。中国はケニア側が払った努力を称賛する。近年、両国の全面的な協力パートナー関係は迅速に発展しており、両国関係は最も良好な時期にある。ケニアは中国・アフリカ生産能力協力のテスト国の一つとして、中国・アフリカ協力において、けん引と見本の役割を果たしている。両国関係を全面的な戦略協力パートナー関係に引き上げていくと提案したい。中国はケニアとともに努力し、両国関係を新しいステップに引き上げていきたい」と示しました。

　これを受けて、ケニヤッタ大統領は「今回のサミットは先見性のある『一帯一路』提唱が確実な成果を収めたことを世界に見せている。また、発展途上国と先進国が互恵ウィンウィンを基礎に協力を検討していく上での歴史的なプラットフォームを提供していた」と表しました。（殷、kokusei）