李首相はその際、「国連の創設国と安保理の常任理事国として、中国は終始『国連憲章』の主旨と原則を断固として堅持し、国連及び安保理の権威性や、世界の平和、安全、発展促進における核心的な役割を断固として支持している。国連などのプラットフォームを通じて責任ある発展途上の大国としての役割を発揮し、持続可能な開発のための2030アジェンダを着実に実施し、世界の平和と安定、発展と繁栄を促すために弛まぬ努力を払っていく」と述べました。

　これに対し、グテーレス事務総長は「いま、中国は世界の多角主義、自由貿易及びグローバル化プロセスの促進における重要な力であり、平和維持活動（PKO）を含む国連の各事業とプロジェクトに多大な支援をしてくれた。国連は中国との協力を強め、持続可能な開発のための2030アジェンダの実施を中国の発展戦略とうまくマッチングさせ、持続可能な開発を推し進めながら、世界の平和と安定を促していきたい」と述べました。（Lin、Kokusei）