「一帯一路」国際協力サミット円卓会議が15日、北京で開かれました。習近平国家主席は、15日の2つの会議を主宰し、この会議では、「政策と発展戦略のマッチング強化及びパートナシップの深化」、「相互連結と実務的協力の促進、連動的発展の実現」という2つの議題について、建設的な意見が交わされました。円卓会議の開幕式の挨拶で習主席は、「『一帯一路』は中国が提唱したものだが、世界のものでもある。これは、同じ志をもつ全ての国々に開放し、どんな国でも排除することはしない」と述べました。
習主席は、また、「『一帯一路』提唱の核心的な内容は、インフラ整備と相互連結を促すことだ。各国の政策と発展戦略をマッチングし、実務的な協力を深め、協調かつ連動的発展を促し、共同繁栄を実現させていく」と語りました。
習主席は、更に、「『一帯一路』提唱から3年が経った今、国際社会からの積極な反応と幅広い支持を集めた。100以上の国と国際組織がこれに参加し、数多くの協力プロジェクトが相次いで始まり、インフラ整備の相互連結のネットワークが一通り形成された。また、関係国の産業協力が徐々に盛んになり、各国の政策のマッチングは絶えず深まり、関係国の国民は協力から実益を得ている。互いの距離が更に縮まった」と強調しました。
今回の国際協力サミット円卓会議の終了後、「円卓会議共同コミュニケ」が発表され、「一帯一路」構築に関する各国の共通認識が取り入れられます。また、円卓会議閉幕後、習主席は記者会見に臨み、国内外の記者らに2日間にわたる「一帯一路」国際協力サミットの状況と主な成果を紹介しました。(任春生、星)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |