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3月3日の「世界野生生物の日」にちなんで、第71回国連総会のピーター・トムソン議長とアミーナ・ モハメッド国連事務総長特別顧問が3日それぞれ発言し、立法と法執行、協力、消費者意識の向上などの面で措置を講じて、野生動植物を保護するよう呼びかけました。
国連総会は同日、「世界野生生物の日」にちなんでハイレベル会合を開きました。トムソン議長は会議で、「人口増加や気候変動、環境汚染、自然資源の枯渇などにより野生動植物の数は急激に減っている。この40年来、全世界の野生動植物は約50%減少し、1万6千種を超える動植物が絶滅危惧種に定められた」と述べ、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」の全面的実施を確保し、各国で野生動植物の保護に関する法律を制定、実施して、野生動植物の不法取引の取締りに関する地域協力や二国間協力を強化するよう呼びかけました。
また、モハメッド国連事務総長特別顧問は、野生動植物の保護を通じて、地元住民に就業の機会と観光収入を提供することや、不法な野生動植物製品の不買に関する消費者意識の向上など、供給と需要の両方から野生動植物の不法取引を取り締まるべきだとの考えを示しました。(ZHL、星)
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