李克強首相は15日、全国人民代表大会閉幕後の記者会見で、「中米関係は様々な困難を経験したが、ずっと前進している。私は中米関係を楽観視している。トランプ大統領の当選後、習近平国家主席は彼と電話会談を行った。両元首はいずれも、中米関係の発展を共に推進していくことを表明した。現在、両国の外交部門は両元首の会談について調整を行っている」と述べました。

　また、李首相は、「我々が中米関係の発展を楽観視するのは、両国は国交樹立から数十年も経っており、幅広い共通の利益を持っているからだ。両国の間に食い違いが存在するのは当たり前だが、中国とアメリカは戦略的な力を保ち、交流を強め、相互の理解を深める必要がある。中米関係は両国の利益への影響力だけでなく、地域や世界の平和と安全、安定にも及んでいると思う。我々は中米関係の発展を維持しなければならない」と述べました。（玉華、keiko）