王外相はその際「習近平国家主席が2015年にシンガポールを訪問した時、両国は時代とともに前進する全方位的協力パートナーシップの建設に合意した。両国関係を時代とともに推進させるため、双方は共に『一帯一路』の協力を強化し、地域一体化プロセスを進め、中国とASEAN・東南アジア連合とのより緊密な運命共同体を建設する必要がある」とした上で、「中国側は周辺諸国との善隣友好政策を堅持し、ASEAN諸国と南海地域の平和と安定を維持していきたい。シンガポール側には中国とASEANの協調国として建設的な役割を発揮し、中国・ASEANの関係をさらに発展させ、地域の平和、安定、繁栄を促進することを期待している」と述べました。

　これに対し、ビビアン外相は「シンガポールは中国の振興を断固として支持する。中国との関係を高く重視し、中国の長期的かつ信頼できる協力パートナーになりたい」との考えを示しました。 （hj　星）