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王毅外相は10日、訪問先のオークランドで、ニュージーランドのマレー・マカリー外相と会談しました。
王外相は「中国とニュージーランドが国交樹立してから45年、両国関係は飛躍的な発展を遂げており、異なる社会制度と異なる規模の国同士による平和共存のモデルケースになっている。ニュージーランドは、中国の完全な市場経済国としての地位の承認をはじめ、ビジネスビザの発行や2国間自由貿易協定への調印、アジアインフラ投資銀行への加入など、中国との協力において様々な面で先陣を切っている」と評価した上で、「2014年の習近平国家主席によるニュージーランドの歴史的な訪問は、両国の全面的戦略パートナーシップを確立させ、両国関係の明るい前途を切り開いた。中国は、ニュージーランドが『一帯一路』の構築に参与することを歓迎するとともに、技術やイノベーション分野での協力を強化し、農業、牧畜業、バイオ医薬などでの互恵協力を拡大し、司法や法執行面の協力水準をさらに高めていきたい」と話しました。
これに対しマカリー外相は「ニュージーランドと中国は異なる国情を持つにも関わらず、自由貿易協定締結などの面で卓越したリーダーシップを見せており、喜ばしい成果をあげている。ニュージーランドは今後も中国とハイレベルの往来を保ち、経済貿易、イノベーション、文化、司法などの分野で協力を強化するとともに、『一帯一路』構築に積極的に参与していきたい」と語りました。(ミン・イヒョウ 謙)
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