22日付のパキスタンの新聞『ビジネスレコーダー』が分析記事を掲載し、「中国・パキスタン経済コリドー計画が実施段階に入るに伴い、パキスタンで商機を探る中国企業の増加傾向が顕著になっている。電気通信、エネルギー、採鉱などの分野のほか、パキスタンでビジネスサービス、小売り、ホテル、飲食などの分野の投資機会を探る投資家が増えている」としました。

　この文章は、米国のシンクタンク・ブルッキングス研究所の報告を引用しつつ、「中パ経済コリドーの建設により、多数の中国の大手国有企業がパキスタンに進出している。次の一波として中国の私営中小企業がパキスタンへの投資を始めるだろう。パキスタン国内の中小企業はこの好機を逃さず、ガバナンスを強め、自らの価値を高め、中国のパートナー企業を探し、中国の資金と技術を誘致し、事業拡大を実現させていくべきだろう」と述べています。（殷、む）