来年の経済・改革計画を策定する中国共産党中央経済会議が今月中に開催されることになり、海外メディアから注目されています。

　ブルームバーグ社が13日「1月から9月までに中国経済は6.7％の成長率を維持した。11月の中国の社会消費品小売総額は大幅に上昇し、製造業への投資が好転し、経済成長が安定した伸びを見せている。これは、中国政府が経済成長への刺激を金融リスクへの防止に転換する余裕を与えた。12月9日に開かれた中国共産党中央政治局会議では、供給側構造改革の深化、開放分野の拡大、投資環境の改善、消費潜在力の開放、外資導入の拡大など来年の中国経済発展の六大重要なシグナルが打ち出された」と述べました。

　ロイター通信は「中国共産党中央政治局会議は穏やかなマクロ政策と正確な産業政策を保ち、供給側構造改革の推進に従って総需要を適度に拡大する2017年度の経済活動の基本的な考えを分析した」としました。

　ＢＢＣは「来年の中国の経済成長目標は今年と同じように定められるだろう」と見ています。 　（ジョウ、kokusei）