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李首相、「改革開放で中国経済の好調持続」

2016-11-16 17:26:08     cri    

 11月14日、李克強中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理は北京で座談会を主宰し、経済発展と国民生活の改善事業の適切な実施について、専門家や企業代表らの意見と建議を聴取しました。

 席上、李首相は、「今年の主な経済社会発展目標はその達成に向け順調ではあるが、現在、多くの国内外からの課題にも直面している。新しい原動力を育てるとともに、既存の原動力をグレードアップさせることで経済の移行を図り、実体経済を力強く推し進め、イノベーションの主導によって改革を全面的に深め、開放を通じて進めていく」と示しました。

 その上で、「社会において『インターネット・プラス』などのプラットフォームの利用を奨励し、『大衆創業、万衆創新(大衆の起業と万民のイノベーション)』の展開、『中国製造2025』の実施を推し進め、中国製造の設備技術の水準と市場占用率を高め、新技術、新産業、新業態、新モデルなどの経済改革をレベルアップさせていく」と強調しました。

 また、李首相は「改革開放の主導によって、9億人余りの労働力と1.7億人の高等教育を受けた人材を生かして、市場の活力と社会のイノベーションを起こしていく」との考えを示しました。

 さらに、「国民生活の改善を発展の基本目標とし、問題を解決し、国民の需要に応えることも発展の原動力につながる」として、「医療と医療保険の改革を深め、非合理的な費用増加を抑え、新卒の社会人や出稼ぎ労働者向けの公共賃貸住宅に関する政策を推進していく」と述べました。

 なお、会議には中国共産党中央政治局常務委員と張高麗国務院副総理、劉延東副首相も出席しました。(雲莎、謙)

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