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ロシア連邦会議(議会上院)国防安全保障委員会のオーゼロフ委員長は21日、「アメリカによるロシア周辺の東欧地域におけるミサイル防衛システム構築に対応するため、ロシアは西部と南部の軍管区で軍隊とミサイルの配備を強化していく」と述べました。
ロシアメディアの報道によりますと、オーゼロフ委員長はこの日、「米国によるミサイル防衛システム配備を背景に、ロシア軍当局は、バルト海に臨むロシアの飛地であるカリーニングラード州に防空ミサイルシステム『S-400』と地上標的攻撃用の戦術ミサイル『イスカンデル』を配置する。また、カスピ海と黒海の間にあるロシア南部軍管区、及びこの軍管区の北にあるフィンランドと隣接するロシア西部軍管区に、新しく編成した複数の師団と空中防衛武器を配備し、地元の戦車部隊に対して増援を行っていく」と述べました。
オーゼロフ委員長はまた、「ロシアは今後も米国のミサイル防衛システムの配備状況を注意深く見守り、対等な武器配備を行うことで米国のミサイル"防衛"システムの脅威解消に努めていく」と語りました。(玉華、む)
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