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気候変動枠組条約締約国会議(COP22)は17日、「マラケシュ行動宣言」を採択し、「パリ協定」への支持をあらためて明確にした上で、協定内容の着実な実行のため、締約国は最大限の政治的な努力をすべきだとしました。「マラケシュ行動宣言」の発表は、国際社会が一丸となって協定実施のために行動する新時代に入ったことを示しています。
宣言には、「パリ協定」が設定した大きな目標と原則の中で、各国が国情に合わせた最大限の努力をすること、公平で包容力ある協力をすること、共同かつ区別ある責任を履行することなどの内容が含まれています。また、「パリ協定」の早期発効を歓迎し、協定の承諾をさらに進めることを強調しました。
さらに、「世界の気候変動に対する行動は2016年に強い勢いを見せている。当面の任務は、この状況下で二酸化炭素排出量を抑え、気候変動対応にさらに力を入れて、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を支持することだ」と示しています。(雲莎、謙)
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