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モロッコで開催中の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP22)の閣僚級会合で、中国の解振華代表が16日発言し、各国と共に会議の成功を促していくとの姿勢を示しつつ、協定の早期実施と気候変動によりよく対応するための3つの提案を行いました。
提案は、協定を実行に移し、未来予想図を描くこと、さらに、約束を履行し、相互信頼を強固にすること、そして、支援を強化し、気候変動対応能力を強化することの3点を挙げています。
また、解代表は中国の目標実現への努力について、その現状を「2030年に迎えるであろう排出ピークに備え、2015年から2020年までの期間、単位国内総生産(GDP)あたりの二酸化炭素排出量を18%以内に抑えるほか、2017年には炭素排出権取引市場を開設する。また、気候変動対応に関する南南協力基金をすでに開設している」との説明を行いました。
解代表はさらに、「中国は公約の原則を堅持し、協定の確実な履行を促し、各国と協力を進めていく。更に、公平で効果的、かつ協力共栄の下の世界気候ガバナンスシステムの構築を目指し、エコと低炭素へのモデル転換と新たな開発工程の模索のためにより大きな貢献をしたい」と強調しました。(Mou、む)
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