国連環境計画(UNEP)は3日ロンドンで、温室効果ガスの『排出ギャップ報告書』2016年版を公表しました。
報告書は温室効果ガス排出削減などのための新たな国際枠組み『パリ協定』が4日に発効し、参加国が掲げた削減目標を25%高めるよう要請しました。
UNEPのソルヘイム事務局長は「『パリ協定』は気候変動対策の鍵となる一歩であるが、国際社会の努力は不十分である。気候変動難民の拡大が止まらず、2030年までの温室効果ガス削減目標が実現できない場合、それ以降の地球の発展は大きな影響を受けるだろう」と警告しました。(ジョウ、謙)
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