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「『一帯一路』科学技術イノベーション国際シンポジウム2016」が7日、北京で開かれました。このシンポジュウムは「手を携えて科学技術のイノベーションを実現、共同発展を促進」をテーマに「一帯一路」科学技術協力に関する多くの議題をめぐって討議し、「一帯一路」構想の実施と共同発展に技術面から協力します。また、我が国は「一帯一路」関係国の科学研究機関の間に科学技術協力のプラットフォームを構築し、関係国の共同発展に貢献することを目指しています。
主催の中国科学院の白春礼院長は当日「科学技術はイノベーション主導型発展戦略の第一の動力であり、『一帯一路』関係国の発展を促す基礎でもある。中国は関係国の科学研究機関の間の科学技術協力プラットフォームや、科学専門家連盟の構築を促す。そして、重大な科学技術課題によって重点協力分野を定め、関係国の共同発展に尽力する方針だ」と明らかにしました。
参加したロシア科学院のイワノフ副院長は「中国とロシアの全面的な実務協力はここ数年、大きく進展している。ロシアは両国の科学研究協力を高く評価している。双方の科学専門家は『一帯一路』構想の科学技術イノベーションで協力し、更に高いレベルに引き上げたい」としました。
また、イギリス王立協会の会長で、2009年ノーベル化学賞を受賞したラマクリシュナン氏は「『一帯一路』関係地域の地理と文化は多様性がある。エネルギーの利用、バイオ研究、農業など多くの分野において科学研究の需要もある。各国の科学研究協力は異なった課題の対応に役立つだろう」と話しました。(殷、keiko)
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