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国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)組織委員会は4日、モロッコでプレスコミュニケを発表し、パリ協定の発効への祝意を示しました。コミュニケは「これは人類が祝うべき歴史的な日であり、現実を正視し、未来に目を向けるべき時でもある。全世界が信念を貫き、使命を完遂しなければならない」と強調しています。
さらに、「人類は2016年11月4日を忘れることはないだろう。この日から、世界の持続可能な開発の道が開かれ、気候変動危機への歩みが止まったからだ」と示しています。
また同コミュニケは、「『パリ協定』は、気候変動をめぐる交渉の結果としてこれまでで最も複雑で最もデリケートな成果だ。これほど短期間で発効に至ったことは、世界各国の気候変動に対応する決心を示している。同協定の発効で、各国政府、都市、地域、官民、企業、投資家の努力が具体化されるようになる。これは、人類の気候変動対応プロセスにおける歴史的転換点となるだろう」と高く評価しています。
モロッコでは、今月7日から18日にかけて、国連気候変動枠組み条約の第22回締約国会議(COP22)が開かれ、「京都議定書」と「パリ協定」の締約国会議も同時に行われる予定です。(Mou、謙)
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