中国国防科学工業局と国家航天局によりますと、実験衛星「実践17号」と上段ロケット「遠征二号」が3日、運搬ロケット「長征五号」による打ち上げに成功し、予定の軌道に乗ったということです。
衛星「実践17号」は対地同期軌道の新技術を実証する衛星で、今後、軌道上で対地同期軌道の送受信やラジオ放送のほか、新型電力供給や電気推進を含む新技術実証を行います。
また、上段ロケット「遠征二号」は中国の現段階において最大規模で、最高の軌道変更能力を持つ液体燃料ロケットです。運搬ロケット「長征五号」との組み合わせによって、複数の衛星の同時打ち上げ能力が増強されるとみられています。(朱、謙)
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