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李首相がキルギス首相と会談、協力の新分野を発掘

2016-11-03 11:06:26     cri    

 国務院の李克強首相は現地時間の2日午後、キルギスの首都ビシュケクの国賓館センターでジェエンベコフ首相と会談しました。

 李首相は「中国とキルギスは友好的な隣国であり戦略パートナーである。中国側はキルギスの国情に合わせた発展の道の選択や、国の独立、主権、領土保全を維持するための努力を支持している。両国のハイレベルの政治面における相互信頼を、実際の協力成果へとより多く転換させたい」と期待を寄せました。

 また、李首相は「中国側は『一帯一路』の構想をキルギスの発展戦略とマッチングさせることを望んでいる。キルギスは投資環境をさらに改善し、中国企業の投資に便宜を図るように」と求めました。

 一方で、ジェエンベコフ首相は「キルギス側は中国と政治対話を頻繁に行い、両国の経済協力を通じて、『一帯一路』の建設を行うとともに、生産能力、投資、軽工業・紡績、通信、中小企業、農業、水利、航空運輸、災害時における緊急救援などの分野での協力を行う。中国・キルギス・ウズベキスタン鉄道、及びビシュケク道路の建設プロジェクトを推し進め、両国の経済貿易協力をレベルアップさせ、両国民に利益を与える方針だ」と明らかにしました。

 治安問題について、李首相は「当面の地域情勢は複雑で厳しい。8月には中国駐在大使館が襲撃を受けた。キルギス側に事件の調査と処理を速め、中国駐在機関と職員の安全保障に必要な措置を講じるよう求める」とし、キルギスとともに安全協力を深め、テロ取り締まりを強化し、地域の安全と安定を保つ期待を示しました。

 これを受けて、ジェエンベコフ首相は「中国と安全協力を深め、両国と地域の安全と安定を維持していく」と表しました。

 会談後、両首相は両国政府の共同コミュニケに署名し、双方の経済技術、生産能力、交通、農業、知的財産権などの分野における多くの協力文書の署名に立ち会いました。(殷、謙)

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