中国国務院の李克強首相は1日、人民大会堂で第２回中日企業家及び元政府高官対話に出席する両国の代表らと会いました。

　李首相はその際、「このほど、中日両国は各分野における交流が増えている。これは、両国関係が改善していることの現れだが、基礎はまだ弱い。中日関係を再び正常な発展の軌道に戻すためには、まだ多くの仕事をしなければならない。中日関係の大局を把握し、『歴史を鑑み、未来に向かう』精神を以て、中日間の4つの政治文書を基に、両国関係の持続的な改善と安定的な発展を推し進めるべきだ」と述べました。

　日本側の代表らは、李首相は中日関係の改善と発展について方向を指し示したとし、双方が共に努力し、相互理解と認識及び協力を強め、両国関係の改善と発展を推し進めたいとしました。（RYU、kokusei）