国務院の李克強首相は現地時間の2日夜、キルギスの首都ビシュケクの大統領府でアタムバエフ大統領と会談しました。

　李首相は習近平国家主席からの挨拶を伝え「両国は互いに友好関係にある隣国として、実務協力を密接に行い、人的交流を深め、国際と地域の問題において協調を進めるべきだ」と話しました。

　また、李首相は「両国は潜在力を発掘し、革新を広げ、生産能力を高めていく。インフラ施設プロジェクトや安全な法の執行について協力を拡大し、双方向の貿易と投資の成長を促し、地域のコネクティビティと安定を助け、共同発展を実現させるために良好な環境を与えなければならない」と指摘しました。

　これを受けて、アタムバエフ大統領は「中国はキルギスに心からの友好の手を差し伸べた。中国側の支援はキルギスの安定と発展のためのもので、いかなる条件もついていない。キルギスはこのことに深い感謝を示す。両国は共に実務協力を拡大する強い願いを持っている」としました。（殷、謙）