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仏難民キャンプ解体、難民が大量にパリへ

2016-10-28 14:44:37     cri    


 フランス政府は、北部の港町カレーにある巨大な難民キャンプ、「ジャングル」の解体作業を進行中ですが、定められた移転先を受け入れない数多くの難民と移民が、パリに押しかけています。パリ市政府が明らかにしたところによりますと、パリの町でキャンプをする難民は1500から2000人いるということです。

 難民キャンプの解体作業は24日に始まりました。キャンプのあるカレーは海を隔てて英国と隣り合い、「ジャングル」に滞在する住民の多くは、海底のトンネルを通って英国へ行くつもりでした。去年は、難民が多く到着したことから、キャンプに滞在する人数は6000~8000人に達していました。

 フランス政府はEUの規定によって、移転を拒む難民は最初に到達した国に送還することができます。しかし、多数の難民は、最初に着いたギリシャやイタリアなどの国に戻りたくないことから、パリに滞在し、成り行きをみるか、チャンスを掴んで英国へ行くかを望んでいます。(Mou keiko)

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