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　欧州評議会（Council of Europe）のオフィシャルサイトが9日に発表した調査によりますと、欧州市民の74％は「EUが力を入れて難民危機を対応すべきである」と回答し、それと同時に、取材対象者の3分の2は、「難民危機問題に対するEUの対応措置は全然足りていない」と指摘しました。

　この調査は欧州評議会が民衆調査機構に委託して行った「ユーロバロメーター」（世論調査）で、欧州連合加盟国から約２万８千人が調査を受け、欧州連合加盟国内の民意状況を広範囲で代表できるものとされています。

　しばらくの間、現在の難民保護システム改革を提案する欧州評議会議員は少なくない状況です。

　欧州入境管理局のデータによりますと、2015年欧州連合（EU）域内に違法入境する人数は183万人に達し、2014年の28万3500人の数値をはるかに超えています。（雲莎、星）