米国連邦準備制度(FRB)理事会が19日に発表した全国経済情勢調査報告によりますと、今年8月下旬から10月上旬にかけ、米国全域の経済活動は拡大を続けており、多くの地域の経済展望は楽観的であることがわかりました。
この報告は全米12地区の連邦準備銀行の最新景況報告をまとめたもので、「ベージュブック」とも呼ばれています。
報告は「大部分の地区で、消費が増え続けており、向こう数ヶ月間も成長を保つものと見られる。製造業については、一部の地域ではドル高による輸出減少が続くと考えられている」としています。
なお、報告では、今期の調査期間中、就業機会と賃金はわずかに増加トレンドを保ち、多くの地域では就業状況が改善し続けているほか、物価水準もやや上昇しているとしています。(殷、む)
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