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ロシアのプーチン大統領は16日、「選挙後の状況を予測できないため、ロシアはアメリカ大統領選のプロセスに干渉するつもりはない」との考えを示しました。
ロシア・ノーボスチ通信社の報道によりますと、インドのゴア州で開かれている新興5カ国(BRICS)第8回首脳会議に出席しているプーチン大統領は同日、記者会見を開き、「ロシアは、ロシアに協力的な姿勢を持つ者を歓迎するが、ある国とひたすら言い争うのは自分自身に脅威をもたらすだけでなく、テロ取締活動の効果にも影響を与えるだろう」とした上で、大統領選の結果がアメリカとの関係修復のきっかけとなることに期待を示しました。
アメリカ国土安全保障省と国家情報長官室は今月初め頃、アメリカ大統領選に干渉するため、ロシアがアメリカへのサイバー攻撃をハッカーに指示し協力したと指摘しました。アメリカのバイデン副大統領も14日、ロシアに対するサイバー攻撃を行う可能性があるだろうと示唆しました。
これに対し、プーチン大統領は、「アメリカはロシアを敵に回すことにより、国内問題に対する国民たちの注意を逸らそうとしており、内政上の必要で露米関係を犠牲にしようとしている」と述べました。(洋、Kokusei)
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