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李首相は基調演説で、「中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラムは言語文化を絆に、経済貿易協力をテーマとし、共同発展を目標としている。マカオが持つ優位性とプラットフォームとしての役割を十分に活用し、中国とポルトガル語を公用語とする諸国家の連絡強化を促進するため、重要な役割を発揮させている。中国とポルトガル語圏諸国にはそれぞれの長所がある上に、国際海上運輸の大動脈上に位置しているため、中国が提唱する『一帯一路』の発展計画と深い関連性がある。中国は、ポルトガル語圏諸国と共に、更なる強固な経済貿易関係を築き上げ、異なる社会制度、発展段階、文化背景を持つ国家間の友好協力の模範を共に作り上げたい」と述べました。
李首相はまた、「中国はポルトガル語圏諸国との友誼を重視し、アジアとアフリカに位置するポルトガル語圏諸国に可能な範囲内で支援を提供したい」としたうえで、同フォーラムに参加しているポルトガル語圏諸国と今後3年にわたって協力を深める18項目の具体策を発表しました。その内容は経済貿易投資、経済技術、医療衛生、エネルギー生産協力、インフラ建設、持続可能な発展、文化教育などの分野を網羅したものです。
フォーラムに参加したポルトガル語圏諸国の政府代表者らは、同フォーラムは中国の平和外交と対外開放戦略が具体化されたものであるとし、大きな発展の前途をみせていると評価しました。
参加者らはまた、今回のフォーラムが提案する、貿易投資の自由化と利便化の促進、エネルギー生産協力及び三カ国間協力などの措置について、「各国の発展戦略に添うものであり、各国企業の投資協力の誘致に有効である」と評価したほか、「世界経済が直面する課題に共同で対応することで、二国間の関係発展と地域経済の成長にも力強い原動力を提供することになる」と示しました。(RYU、謙)
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