席上、李首相は「中国とカーボヴェルデの国交樹立からの40年間で、両国関係は大きな発展を収めた。中国側はカーボヴェルデ側との相互信頼を強め、両国関係と協力をレベルアップさせ、友好協力を促していきたい。海洋経済、情報通信、観光、教育、都市安全などの分野における協力を推し進め、三者での互恵協力を共にする必要がある。われわれはカーボヴェルデと発展や貧困削減の経験を分かち合い、実力ある中国企業によるカーボヴェルデへの投資を奨励し、互恵関係を実現させる方針だ」と示しました。

　これを受けて、シルバ首相は「両国の政治関係は絶えず強固なものとなり、経済貿易と投資での協力は成果を収めている。カーボヴェルデ政府は『一つの中国』という政策を固く支持し、中国の発展経験を参考にして、両国の協力パートナー関係を向上させ、各分野における協力を促進する。また、海洋経済などの分野において、第三者との協力を行う」との考えを示したうえで、「カーボヴェルデは『中国・ポルトガル語圏経済貿易協力フォーラム』を高く重視しており、フォーラムで達成した共通認識を前向きに実施していきたい」と表しました。（殷、謙）