李首相は「マカオ返還からこれまで、『一国二制度』のマカオでの実践は成功を収め、経済と社会の発展も著しく、マカオの中国－ポルトガル語圏諸国交流協力におけるプラットフォーム及び支点としての役割がますます重要になっている。これらの成果は何副主席がマカオ特別行政区の行政長官を務めていたときに行った創造的かつ基礎的な日常業務の積み重ねと関連している。何副主席には特別行政区政府と現職の行政長官の法に基づく施政をサポートするとともに、マカオ経済の多角的発展を後押しし、マカオ特別行政区と大陸との交流や協力を促し、『一国二制度』事業のマカオでの安定した展開を実現させてほしい」と期待を寄せました。

　これを受けて、何副主席は「中央政府によるマカオを中国－ポルトガル語圏諸国経済貿易協力サービスプラットフォームとする政策は戦略的意義を持つことになる。関連作業はすでにスタートしており、金融サービスや、イーコマースなどの分野では新たな発展のチャンスを生みだしている。李首相のマカオ視察は『一国二制度』のマカオ特別行政区での実施をさらに後押しするものだ。マカオ各界も中央政府のマカオ優遇政策を生かし、次のステップに踏み出していかなければならない」と述べました。（殷、む）