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李首相、NY経済クラブで講演

2016-09-22 10:29:56     cri    

 李克強首相は現地時間20日、NY経済クラブ、米中関係全国委員会、米中貿易全国委員会の合同主催による歓迎レセプションに出席、講演を行いました。

 李首相は「世界経済の発展が鈍化している中、中国経済も発展がいくらか弱まったものの、今年上半期は依然として6.7%の成長率を保った。これは経済総量が10兆ドルに達している中国にとって、容易なことではない。6-7%の伸び率はすなわち、GDPの年間増加額が8000億ドルに達するということであり、これは中クラスの経済国の経済総量に相当する」と述べました。

 さらに、中国経済の中高速成長を保たなければならない原因として、5000万人の貧困層の解消を挙げ、同時にその成長の要因について「中国経済はモデル転換とアップグレードを進めるなかで、新たな起爆力を積極的に育てている。過去30年に達成した経済発展は改革開放により達成されたものであるが、今後のモデル転換とアップグレードの為にも同様に改革開放を継続していく」としました。

 また、李首相は「中国の発展は平和な国際環境と安定した周辺環境のおかげだ。中国はあくまでも平和的発展の道を歩んでいく。『国連憲章』と国連の権威を擁護し、世界各国とともに世界経済の持続的発展を推し進め、互いに尊重しあい、共に栄え、調和した世界を築いていきたい」としました。

 中米貿易については「中米間の貿易額は、この45年の間に、ほぼゼロの状態から、世界貿易全体の5分の1ほどを占めるようになった。これだけの規模になると、齟齬と摩擦は避けられないが、共通の利益は常に誤解と齟齬を上回るものがある。現在、両国は投資協定について協議中であり、互いに更なる開放と投資拡大についての積極的なシグナルを発している。米国側が実務上柔軟性のある姿勢で協議に加わり、双方に有利な、ハイレベルな協定が結ばれることを望んでいる」と述べました。

 李首相はまた、外資と外国技術の導入についても言及し、「中国の発展には、依然として外国の資本と技術、並びにマネジメントの理念を必要としている。中国はこれまで24年にわたり外資の直接投資先として最大規模を誇っており、現在も依然として盛んに外国投資の招致を進めている。外資導入の基準は緩和を続けており、開放の度合いはこの先一層拡大されていくだろう」としました。(Mou、む)

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