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商務省、「外資投資環境の悪化は部分的見方」

2016-09-21 13:34:34     cri    

 商務省の沈丹陽報道官は20日の定例記者会見で、「いま、一部の低コストや優遇策に頼りすぎた外資系企業は経営難にぶつかり、企業の営利レベルが低下している。しかし、その理由を単なる中国投資環境の悪化に押し付けるべきではない」と述べました。

 最近、一部の海外メディアや金融機構、大手企業は中国投資環境の悪化について言及しています。これについて、沈報道官は「これは一部分だけを見ているに過ぎず、中国投資環境の全貌を反映していない」と述べ、「国内外からの多くの客観的かつ理性的な分析によると、一部の外資系企業が中国で経営難に陥った主な原因は、比較的優位性が徐々に無くなっているからだ。それはグローバルな市場ニーズと中国経済成長の鈍化によるものでもある。中国国内では、生産コストが上昇して外資系企業に対する優遇策もますます減少し、市場競争がより激しくなっているため、単なる投資環境の悪化によるものではない」と明らかにしました。

 さらに、商務省のデータによりますと、去年、中国の外資利用額は6.4%伸び、今年1月から8月までは4.5%伸びました。中国は24年連続して発展途上国における外資利用額のトップを占めています。

 沈報道官はまた、「中国の投資環境は悪化しているどころか、より良くなっている。外資系企業は中国の経済成長、技術のモデルチェンジ、消費の増加などのチャンスをしっかりと掴んでいけば、中国市場で新たな業績を上げられるだろう」と期待を寄せました。(Lin、星)

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