第19回国際ハンセン病大会が19日、北京の国際コンベンションセンターで開幕し、習近平国家主席は大会の開催に当たり祝賀メッセージを寄せました。この中で、ハンセン病学界の専門家や学者らに歓迎の意を伝える上で、人類の健康事業に貢献してきた国内外のすべての関係者に崇高な敬意を表しました。

　また、メッセージの中で習主席は「ハンセン病のない世界を作ることが最終目標である。今大会のテーマは『未完の事業―伝染の終結、障害の予防、融合の促進』で、最終目標の実現には重要な意義がある」とした上で、「世界のハンセン病予防治療では、大きな成果を上げているものの、まだ大きな課題が残されている。国際社会は一致団結して困難を突破しなければならない。中国は今後も更に力を投じて保障措置を強化するとともに、世界各国と共にハンセン病学の進歩と革新を推進していきたい」と述べています。

　今回の大会は国際ハンセン病協会の主催と中国ハンセン病予防治療協会の協賛によるもので、国際組織やNGOの代表、中国、米国、インド、ブラジルなど100近くの国と地域の著名な学者や代表、計1300人余りが参加しています。（ミン・イヒョウ　星）