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200人の中日大学生が北京で交流

2016-09-08 18:16:01     cri    

 100人の日本大学生代表団が7日、北京第二外国語学院の大学生100人と交流会を行いました。今回の訪中団は21都道府県55校の大学から構成されており、7割以上が中国を初めて訪れる学生です。交流会では、6つのグループに分かれ、両国文化や観光、スポーツなどの話題を取り上げて話し合ったり、中国の学生が日本の学生をキャンパスに案内したりしました。また、出し物を披露しあい、ピアノコンサートを開くなど、長時間にわたって交流が行われました。


自己紹介する日本の大学生

 もっと本当の中国を知りたいという思いで訪中団に参加した静岡大学の佳山愛さんは、「北京の空気は良くないと聞いていたが、実際汚れていなくて安心した。交流を通して中国の学生と仲良くなれそうだ」と感想を話しました。初めて中国を訪れた大阪大学の若森幹太さんは、「北京は歴史があり良い都市で、人と車の数が多く、日本にはない光景を見ることができた。今回の交流会で中国のいろんな地域の食文化の違いを知ることができ、今度旅行するときに試してみたいと思った」と話しました。


共通の話題で盛り上がる中日の大学生

 一方、中国第二外国語学院の張葉焙さんは、「日本では中国に関するネガティブなニュースしか流れていないため、私たちが普段使っている食堂や教室を体験してもらうことで、本当の中国を見てほしい」と交流への思いを語りました。また、同校の黄澤西さんは「日本の同年代の学生に、就職活動について今の状況を詳しく聞くことができていい勉強になった。今後の参考にしていきたい」と交流会で得た収穫を紹介しました。


共通の話題で盛り上がる中日の大学生

 今年で3回目となる大学生訪中団の主催である中日友好協会の袁敏道秘書長は、歓迎会の挨拶で「中日両国は近隣国で、似通った文化を有し、友好を保つべきだ。日本の大学生が中国をその目で確かめ、自ら体験し、本当の中国を知って欲しい」と期待を示しました。北京第二外国語学院の邱鳴副学長は「中日友好の礎は民間にあって、中日友好の未来は青年にある。両国の青年同士の交流を更に促したい」と青少年交流の重要さを訴えました。また、日本大学生代表団の団長を務める日本中国友好協会の西堀正司専務理事は「青年は朝8時の太陽であると、毛沢東主席が言っているように、中日の青年たちには大志を抱いて今後の交流を続けてほしい」と挨拶しました。

 今回の訪中団は、9月5日から8日間にわたり北京、成都、上海を訪れ、大学生との交流以外に、地元の文化や観光地を体験する予定です。(取材・写真:RYU)


筆談で交流を行う中日の大学生


中国の学生が日本の大学生にキャンパスを案内


中日友好協会の袁敏道秘書長


北京第二外国語学院の邱鳴副学長


日中友好協会の西堀正司専務理事


200人の中日大学生交流会

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